筋肉美×伝統競技 イケメン男子が躍動する『強く、美しい男たちの祭典』
格闘技の一種で、高齢のファンが主な視聴層だった韓国の伝統スポーツ、シルム。
選手の最高の名誉とされる「天下壮士」は階級に関係なく誰でも挑戦できたが、事実上白頭級(最重量級)の
選手たちの専有物とされてきた。
そして、このような傾向は「ガタイのいい選手が勝つスポーツ」という偏見を生み出し、シルムの魅力は
大衆に忘れ去られていった。
しかし2019年に、ある動画が韓国の若い女性たちの間で話題となったことで、シルムが再び脚光をあびることになる。
シルムのイメージとはかけ離れた筋肉質ですらりとした体形、アイドルを連想させるビジュアル、
軽量級でありながら迫力のある競技内容に魅了され、動画は2020年5月現在で290万回再生を超えている。
KBSではこのトレンドをキャッチし、2019年11月から『歓喜のシルム』を放送し、
韓国国内で大きな話題となった。
歓喜のシルムとは、韓国放送公社(KBS)で放送されたシルム競技のリアルバラエティ番組。
シルムの中でも軽量級に該当する太白と金剛の二階級に出場範囲を狭め、大衆に全く新しいシルムの姿をお見せする。現在活躍している太白、金剛級の精鋭16名を選抜し、その中から軽量級の王者が
決まるまでの熾烈なサバイバル過程を描くリアルバラエティである。
韓国で伝統的に行われてきたスポーツで格闘技の一種。
2018年、ユネスコ世界無形文化遺産に登録された。
直径8メートルの円形の砂土俵上で、相手の膝より上の身体部位を地面につけることができたら勝利。腰と右大腿部にサッパ(샅바)と呼ばれる紐を巻いている。
現在、韓国国内にシルムのプロチームは存在せず、地方自治体の傘下にある実業団のみが存在している。
伝統的な民俗シルムにおける階級は80kgまでの「太白」、90kgまでの「金剛」、105kgまでの「漢拏」、そして140kgまでの「白頭」に分かれている。
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