2020盈徳端午壮士シルム大会結果

2020年7月21日(火)から26日(日)まで、韓国慶尚北道盈徳郡にある盈徳文化体育センターにて『ウィズアス製薬2020盈徳端午壮士シルム大会』が開催されました。

本大会は陰暦5月5日にあたる日に制定されている『シルムの日』に合わせて毎年開催されている大会であり、本年度は新型コロナの影響で例年より1カ月程遅れての開催となりました。
また、感染予防のため無観客での実施となり、選手は競技時間を除いてマスク着用が義務化され、審判団はフェイスシールドや手袋の着用など、感染防止対策を十分にとった上での実施となりました。

大会は、女子の部を皮切りに、太白級(80kg以下)決勝、漢拏級(105kg以下)決勝、金剛級(90kg以下)決勝、白頭級(140kg以下)決勝の順で行われ、予選を含めた全試合が大韓シルム協会YouTubeチャンネルで生配信されました。

▲太白壮士に輝いたユン・ピルチェ選手(義城郡役所)

太白級壮士(優勝)に輝いたのは、義城郡役所所属のユン・ピルチェ選手。
168cmという小柄な体型ながら、パワーで相手を圧倒。
2020年の大会では現状無敗であり、今年1月の旧正月大会に引き続き連覇を達成しました。

▲金剛壮士に輝いたチェ・ジョンマン選手(霊岩郡民俗シルム団)

実力派が集まっている金剛級でトップに輝いたのは、霊岩郡民俗シルム団所属のチェ・ジョンマン選手。
予選で足首を負傷しながらも気合で連勝し、通算11度目の壮士タイトル獲得につながりました。

▲漢拏壮士に輝いたオ・チャンノク選手(霊岩郡民俗シルム団)

決勝戦の最終ラウンド残り6秒のところで相手を制し、漢拏壮士に輝いたのは霊岩郡民俗シルム団所属のオ・チャンノク選手。
デビュー4年目にして4度目の壮士タイトル獲得。
霊岩郡民俗シルム団は金剛級と漢拏級の2階級を制覇しました。

▲白頭壮士に輝いたキム・ジン選手(曽坪郡役所)

最重量級である白頭級で優勝を手にしたのは、曽坪郡役所所属のキム・ジン選手。
両ひざを負傷し、そのリハビリなどを乗り越えて4年ぶり5度目の白頭壮士タイトル獲得となりました。

写真出所:大韓シルム協会SNS